この街中の雑踏の只中でさえ・・・・
さすがに連休最後の日曜日、表参道は日との波でごった返している。
私はお昼に母と昼食を取り、午後から出社。
窓の外で行き交う人の波を見ながら、暫しまったり。
私は人いきれが苦手なので、こういうのは遠くから眺めるに限るのである。
東京バレエ団「ラ・シルフィード」@上野文化会館
久々(と、入っても2ヶ月ぶりくらいですが・・・)にバレエを観に上野の文化会館まで参りました。
演目は「ラ・シルフィード」ピエール・ラコット版
空気の妖精のシルフィードと青年ジェームスの悲恋物・・・と、言うととてもロマンチックだが、
要はロマンチックバレエに有りがちな間抜けな男の物語。
シルフィードは吉岡美佳チャン、相手のジェームス役はパリオペラ座のエトワールのマチュー・ガニオ。
美佳チャンは本当に空気の精そのもの。長くたおやかな指先が本当に綺麗で、控えめながらも気品溢れる姿…
マチューはさすがサラブレッド…若い分、まだ若干粗さは目立つものの、しなやかな足と逞しい肢体、そしてなかなかのハンサム☆ウットリ♪
舞台や衣裳も豪華で、内容もシリアス過ぎない美しいバレエでした♪
この所慌しい毎日だったので、夢のひと時を共有させて頂きました。
エクスキューズミー
今日は好いお天気だったので、お散歩がてら、さくっと昨日の続きを片付けようと、いつもと違う代々木公園〜原宿駅を経て会社に向かったのだが…
原宿の交差点の近くで募金のお兄さんに呼び止められた。
私はこういった類の募金は、ユニセフか日本赤十字等を通じてしている関係上、
路上の得体の知れない募金には手を出さないのが通例である。
(大方変な政党団体や得体の知れないボランティアの名を借りた市民団体だったりする)
いつもの様に、にっこりその旨を伝えてやんわりとやり過ごした。
「是非、こちらにも・・・」
悲しそうなお兄さんの声が後ろに響く。
少し行くと、今度は同じ団体であろう、お姉さんが声を掛けてきた。
なんども同じ事を言うのも嫌なので、にこやかに微笑んで無言でやり過ごそうとした所、
何とお姉さんのお言葉は・・・
「エクスキューズミー?」
〜え?〜
え?え?え?えええッ?
暫し呆然としながらも苦笑するワタクシ。
続いて
「ジャストモーメントプリーズ?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
どうやら、私を異国の方と勝手に勘違いしてる様なのである。
取り敢えず、そのまま、やや引きつった笑顔を見せながらその場は凌いだものの・・・
後になって冷静に考えてみた…
一体私を何処の国の人と勘違いしたのだろうか?
いや、私はそんなに日本人離れしているのかしら?
余りに唐突な
「エクスユーズミー」
未だに持って謎である。
演技性人格障害・・・
と、言うものがあるらしい。
http://lulu-web.com/pd-engi-d.html
まあ、このHPの内容とは少し異なるのではあるが、
演技を続けるうちに、その人格に成り切ってしまい、気付くと別の人格を生み出してしまう事の様で、一種の多重人格症状の要因となる場合があるとか…
よく、演技派俳優サンやのめり込み易い性格の人に多く見られるそうだ。
恐い話である。