ガードマンのお兄さんと・・・

と、やや物騒かと思われる方のおいででしょうが、そんな事は全然ありません。
まあ、ご飯も食べ損ねていたので、
途中にある「原宿餃子」辺りに寄って餃子でも食べようかな?
と、思っていると、人通りの絶えた通りに、ゆっくりと歩く人の影が近付いてくるのです。
良く見ると、今回の蒼のイルミネーションを警備しているガードマンのお兄さんでした。
浮かれていた私は、思わず、
「こんにちは、ご苦労様です」
と、挨拶をしてしまいました。
相手のガードマンのお兄さんは大変気さくな方で、笑顔で返してくれたので、
そのまま何気なく自然と会話が弾んでしまい、気が付けば、一緒にてくてくと歩いて
彼が交替する時間が来るまでの約1時間以上、お話しをしてしまいました。
ただ歩いて話をしていただけでしたが、偶然出会ったとは思えない位、
相手の詮索をする訳でもなく、普通の友人の様に会話がとうとうと続いてしまいました。
あっと云う間に、時間が来てしまい、
「いつか機会があったら」
と、それだけ挨拶して訣れました。
恐らくもう2度とお目に掛かる事はないかも知れない方と、
束の間の春の夜の時間を共有致しましたが、
そんな成り行きと弾みの出会いに触れた一夜でございました。
ガードマンのお兄さん、有難うございました。
これが、ドラマだったら面白かろうに・・・